西川義文教授(原虫病研究センター)が、3月18日(火)に開催された第94回日本寄生虫学会大会において、「第72回小泉賞」を受賞しました。
「小泉賞」は、受賞年までの3年間に寄生虫学に関する優れた研究で学術雑
西川教授の受賞題目は、「トキソプラズマ症病態モデルの構築とワクチン開発および創薬研究への応用」です。
トキソプラズマ症の病態発症メカニズムを解明するために、実験マウスを用いた先天性トキソプラズマ症を再現する妊娠期感染モデル、後天性トキソプラズマ症を再現する慢性期感染モデル、眼トキソプラズマ症モデルを確立し、ワクチン開発および創薬研究に応用してきた業績が、新規トキソプラズマ症制御法の開発に貢献するものとして高く評価されました。