令和7年2月25日(火)に、令和6年度帯広畜産大学基金助成事業「畜大生グローバルチャレンジ」に選ばれた北久保希愛さん(大学院博士前期課程畜産科学専攻1年)が出発前に学長を訪問しました。
畜大生グローバルチャレンジは、海外留学を通じた国際感覚の醸成および世界で活躍できるグローバル人材の育成を目的に実施するもので、海外留学に係る費用の一部を帯広畜産大学基金により支援しています。
北久保さんは、オーストラリアでの活動内容について説明し、「オーストラリアは自然が豊かで、国民の自然環境に対する意識も高い国として知られています。自然に関する活動の体験や、ボランティア活動を通して、自然に対する国民の意識の高さの秘訣を探り、日本の自然体験イベントの改善策を見つけたい。」と語りました。
長澤学長から、北久保さんの研究内容や進路への質問、十勝の自然環境について述べられたほか、「この事業に関わった寄附者の方々への感謝を忘れずに、充実した日々を送ってください。色々なことを吸収して、行って良かったと思えるような経験をしてほしい。」と激励しました。
なお、北久保さんは、3月から12月までオーストラリア・ブリスベンに滞在し、ブリスベン市議会の環境センターでの来館者対応やガイドウォークのボランティア、ナジービーチ環境教育センターでの学校団体向けの環境教育プログラムにおけるサポートボランティアを通して、一般の人々から学校団体まで、様々な年齢層や特徴を持った人々に対して自然環境について伝える効果的な方法を学びます。