令和6年11月20日(水)に「帯広ーJICA協力隊連携事業」帰国報告会を開催しました。
独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外協力隊として、令和6年8月20日から約1か月間にわたり短期隊員としてパラグアイ共和国に派遣された、岡﨑樹生さん(博士前期課程2年畜産科学専攻)、申世里さん(共同獣医学課程4年)、尾﨑桃莉さん(畜産科学課程3年)、折戸緑さん(同3年)、四宮朱莉さん(同3年)、花田有菜さん(同3年)による帰国報告会が行われました。
短期隊員の6名は2チームに分かれ、搾乳衛生、飼料管理、繁殖管理の分野を中心にそれぞれ4軒の酪農家を調査しました。報告会では、それぞれの調査先での活動内容や令和6年3月に派遣された前隊員の調査結果の比較などについて報告しました。前隊員の訪問時から改善されたことや、新たな課題も共有され、短期隊員の活動の成果が窺うことができました。
質疑応答では、次回来年3月に派遣される予定の学生へ向け、「日本のやり方をただ伝えるのではなく、現地の農家さんに協力をいただいているという気持ちを持って活動をしてほしい。」とアドバイスが送られました。