10月19日(土)に、十勝の産業を巡るバスツアー「十勝旅~秋のスイーツ編~」を実施しました。
本事業は、スイーツ王国とも称される十勝の製菓工場や、原材料となる農産物の生産現場などを学生が見学し、十勝に関する知識を深め魅力を知ることで、より充実した学生生活を過ごすことを目的として、北海道中小企業家同友会とかち支部と連携して実施したものです。
今年度第3回目となる十勝旅には、畜産学部の1年生を中心に29名が参加し、4ヶ所の現場を訪問しました。
ビート資料館(帯広市)では、砂糖の製造工程や十勝のビート生産の歴史について館長からお話をうかがい、製菓原料となる農産物を生産する北王農林(幕別町)では、農業残渣や下水汚泥を再利用した循環型農業について学びました。柳月スイートピア・ガーデン(音更町)では、地元産の原料を活用した菓子の製造についてお話をうかがい、三浦農場(音更町)では、最近では珍しいあずきの「ニオ積み」の様子を見学しました。それぞれの訪問先では、サツマイモやお菓子などを試食し、十勝ならではのスイーツを味わいながら学ぶことができました。
参加した学生からは「生産者が十勝や消費者にかける思いを知ることができ、その思いを消費者として大切にしたいと思った」「ビートから砂糖ができる過程や副産物の利活用、活性汚泥を活用した堆肥など初めて知ることがたくさんあり、とても勉強になった」などの感想が寄せられました。




