9月18日(月),本学構内にて,帯広市図書館・帯広畜産大学附属図書館連携事業「エゾリス探検隊 栁川先生と畜大さんぽ」を開催しました。
本イベントでは,野生動物に対する興味・関心を高めることを目的として,特に身近な野生動物である「エゾリス」を中心に,生態や環境について学ぶ自然観察会を実施しました。
はじめに,附属図書館の入口前で,環境農学研究部門の栁川久教授がエゾリスの生態について説明した後,構内にいるエゾリスの姿を静かに追いながら,主食とするマツやクルミなどの木の観察や,木の実の殻などの食事の痕跡を観察しました。エゾリスの他にも,野鳥のさえずりや飛ぶ姿などを観察しました。
屋外での観察後は,附属図書館内で,栁川教授がエゾリスの夏毛や冬毛の特徴について剥製を用いて説明を行い,参加者は剥製の毛皮に直接触れてその感触を確かめました。また,白いエゾリスが松の実を頬張る様子を映した動画の投影も行いました。
当日は,子どもから大人まで27名が参加しました。参加者は,エゾリスを間近で見られたことや,その生態について新たな知識を得られたことを喜びました。