令和5年5月31日(水)に,令和5年度第1回FD・SD研修会「ダイバーシティ推進に係るFD・SD研修」を開催しました。
この研修は,本学におけるダイバーシティ推進に関する取り組みの紹介を通して,教職員の理解を促進し,意識の向上を図ることを目的に開催されたもので,76名の教職員が参加しました。
はじめに,長澤学長から,本学のダイバーシティビジョンについて説明があった後,ダイバーシティ推進室長の川島千帆准教授から,本学における課題やダイバーシティ推進に向けた取り組みについて説明がありました。
本学博士課程修了者を特任助教として採用する「生え抜きキャリアパス制度」のほか,「パートナー就職支援制度」「女性教員の上位職積極的登用支援」について紹介され,これらの施策により,地域志向の若手研究者を育成し,上位職までのキャリアパスを支援することで女性比率・上位職比率を向上させる計画が進められていることが説明されました。
説明の後には,「生え抜きキャリアパス制度」により採用された教員が紹介され,宮崎直美特任助教から自己紹介がありました。
続いて,企画総務課人事係から,妊娠期,子育て期,介護に係る休暇・休業等の諸制度についての説明がありました。
最後に,古林与志安副学長から,「全ての教職員が働きやすい環境の構築」を目標として,教職員がライフイベント等について正しく理解することや,部門等において業務を把握し,サポート体制を構築するよう要請がありました。
研修の終わりには活発な質疑応答が行われ,ダイバーシティ推進についての理解を深めました。