5月29日(土)に,十勝の産業を巡るバスツアー「十勝旅~初夏のお肉編~」を実施しました。本事業は,食肉となる牛や豚,羊の肥育育成現場を学生が見学し,十勝に関する知識を深め魅力を知ることで,より充実した学生生活を過ごすことを目的として,北海道中小企業家同友会とかち支部と連携して実施したものです。
今回のバスツアーには,学部1年生を中心に29名が参加し,3ヶ所の現場を訪問しました。
エルパソ豚牧場(幕別町)では,豚の放牧地を見学しながら肥育育成について学ぶとともに,生ハムの熟成室を見学し,加工の過程について説明を受けました。北十勝ファーム(足寄町)では,99%国産の飼料を利用し地域循環型農業にこだわった短角牛の飼育について学び,石田めん羊牧場(足寄町)では,全国でも数の少ない羊牧場の新規就農から現在に至る経営についてお話を聞くとともに,羊の毛刈りや牧羊犬が羊を誘導する様子を見学しました。昼食では,大地の匠(音更町)で北十勝ファームの短角牛をはじめとした十勝の牛肉を味わいました。
参加した学生からは,「どの牧場でも肉の品質へのこだわりや動物への愛情を感じることができた」「訪れた農家の方の柔軟な考え方や行動力に感銘を受けた」などと感想が寄せられ,学びの多い一日となりました。