畜産フィールド科学センターにおいて,平成30年度生産獣医療技術研修の基礎コースを8月6日(月)~10日(金)まで,発展コースを9月3日(月)~7日(金)までのそれぞれ5日間にわたり開催しました。
この事業は,平成19年度から平成21年度まで本学で開催された『文部科学省社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業』の研修プログラムを継続発展させて,平成22年度からは大学単独事業として開催しています。獣医療技術のみならず酪農経営,動物福祉等生産現場で必要な技術,知識の習得による全国の産業臨床獣医師の技術向上を目的としており,これまでに全国から500名を超える獣医師がこの研修を受講しています。
今年度も,地元をはじめ南は九州宮崎まで,全国各地の産業動物臨床獣医師等55名が集まり,畜産フィールド科学センターのほか近隣の酪農家を訪れ,ケーススタディを行う等,実学を重視した研修を行いました。
今回,発展コース開講中の9月6日,7日は停電となりましたが,発電機を使って講義を行う等無事終えることができました 。
受講生からは,「この研修で得た知識を地元に戻り還元したい。」との感想が述べられ,充実した研修となりました 。