4月29日に,令和4年度乗馬療育講習会(初級編)を開催しました。本講習会は,本学馬介在活動室が実施している障がい者乗馬の取組を継続的に実施するとともに,大学における馬の利活用に関する教育機能強化並びに学生及び教職員の障がい者乗馬に必要な知識・技術の習得を目的に毎年開催しているものです。コロナ禍により令和2・3年度はオンラインでの座学講習のみを実施していましたが,今年度は3年ぶりに実技講習を実施することができました。
本学と連携協定を締結している特定非営利活動法人ピスカリの江刺(えさし) 尚美代表理事,三浦 理佳氏,中川 はな氏を講師に迎え,乗馬療育を安全に実施するための注意点や,理学療法に基づく乗馬療育の効果について学んだ後,実技講習では馬を用いて,障がいのある方を安全に乗り降りさせる方法等を実際に体験しながら学びました。
当日は学生を中心に座学講習は33名,実技講習は感染対策のため定員を絞って19名が参加し,講習会の間も活発な質疑応答がされた他,参加学生からは「実際に自分が体験することで理解が深まった。これからの活動に活かしていきたい。」といった感想が寄せられ,本学の乗馬療育活動にとって大変有意義な講習会となりました。

