4月23日に,帯広畜産大学と北海道中小企業家同友会とかち支部が連携して,十勝のチーズ工房を巡るバスツアー「十勝旅~春のチーズ編~」を開催しました。本事業は,農場から食卓に上がるまでの一連の流れを学び,幅広い視野を育むとともに,学生に十勝についての知識を深めてもらい,十勝の魅力を感じてもらうことで,より充実した学生生活を過ごしてもらうことを目的として実施したものです。
昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大に伴いツアーが中止となったため,今年度はまず2年生を対象に実施し,18名が参加しました。
今回のバスツアーでは,3つのチーズ工房を訪問しました。
十勝野フロマージュ(中札内村)では工場内部を見学しながらチーズ作りの工程について,十勝品質事業協同組合(音更町)ではチーズ加工品の開発や販路開拓について,しあわせチーズ工房(足寄町)では,牛乳の仕入れ先からこだわったチーズ作りにかける思いについて貴重なお話をうかがいました。
また,バスの中では北海道中小企業家同友会とかち支部と意見交換を行うなど交流を深めました。
参加した学生たちからは,「経営者の皆さんの十勝愛やチーズへの情熱に触れ,自分の将来を見つめなおすきっかけになった」「作り方や材料の違いによってこんなにチーズの風味に違いが出ることに感動した」と感想が寄せられました。



