令和3年12月21日(火)に総合研究棟1号館において,令和3年度大学基金奨学生との懇談会を開催しました。
帯広畜産大学基金では,学生修学支援事業として,経済的理由によって修学に困難がある学業成績が優秀な学生を対象に,学資給付事業や授業料等免除事業を実施しています。この懇談会は,同奨学生に大学基金の趣旨を理解していただき,有効に活用してもらうことを目的に開催しているものです。
奥田学長から「感謝の気持ちを忘れず,卒業後は後輩へと支援が繋がるよう,大学基金への協力をお願いしたい」との挨拶があった後,学生からの報告が行われました。学生からは「生活費をアルバイトで賄っている中で,アルバイトに割く時間を減らすことができ,学業や研究活動に打ち込む時間が増えた」「家庭の事情により家計の状況が苦しい状況で,奨学金が学費や生活費の助けになった」などの感謝の言葉がありました。
終わりに,福島理事から「本奨学金の原資は同窓生や地域の方々や企業からのご寄附によって成り立っているものであることを忘れず,夢や目標に向かってより一層頑張ってください」との激励の言葉がありました。