原虫病研究センターの河津信一郎教授が第62回日本熱帯医学会大会において、相川正道賞を受賞しました。相川正道賞(MASAMICHI AIKAWA MEDAL)は、故相川正道博士のマラリア学における功績を記念して、マラリア学の発展に寄与した研究・業績に対して日本熱帯医学会が表彰するものです。
河津教授の受賞題目は「マラリア原虫の抗酸化タンパク質に関する研究」で、マラリア原虫細胞での抗酸化タンパク質の機能を原虫細胞の分化・増殖過程に関連して初めて明らかにした業績が、マラリア原虫での基礎生物学の進展ならびに、真に耐性の生じ難い新規マラリア制御法の開発に貢献するものとして評価されました。