10月23日(土),帯広畜産大学農業共生圏高度専門家育成事業の一環として,森林野生動物研究会と本学の共催による公開シンポジウム「十勝の自然と野生動物」をオンラインで開催しました。
本シンポジウムは十勝の自然の素晴らしさを伝え,十勝に生息する野生動物と人との関わり方について学んでいただくことを目的に,帯広市民大学講座の特別講座として一般市民の方々に公開しました。
現在,国立公園の指定を目指す日高山脈をテーマに,本学のOBでもある,十勝毎日新聞社カメラマンの塩原 真氏がドローン映像を使って日高山脈の雄大な自然について,続いて環境省帯広自然保護官事務所の山北 育実氏が国立公園指定に向けた経緯等について,講演いただきました。
最後に本学の栁川副学長から,野生生物と人間の共生を目指す本学の農業共生圏高度専門家育成事業の取組について講演が行われ,野生生物と人間の距離が近い十勝地方において,野生生物とのあつれきを解消することの重要性について説明があり,参加者に理解を深めていただくことができました。