後藤達彦助教が2020年度(第19回)日本農学進歩賞を受賞しました。
本賞は人類と多様な生態系が永続的に共生するための基盤である農林水産業およびその関連産業の発展に資するために,農学の進歩に顕著な貢献をした者に授与される賞です。この度の受賞は後藤助教の「ニワトリの卵および成長形質を支配する遺伝的基盤の解明」についての研究が高く評価されたものです。
受賞理由は「卵および成長形質に関わる遺伝子座の解明」ならびに「卵の構成成分に関わる遺伝要因の解明」であり,後藤助教の研究は量的形質に関する遺伝的基盤の解明,世界の食料危機の緩和に向けた畜産物の増産ならびに高品質化に貢献するものであると期待されています。