本学では,農業生態系と自然生態系の共存・共栄を目指して活動している農業共生圏高度専門家育成事業の一環として,昨年度まで,地域の方々を対象に野生動物に関する講演会や観察会といった環境教育を実施してきました。
しかし,今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により,従来のような環境教育活動の実施が困難となったため,農業共生圏高度専門家育成事業のHP上で主に小中学生を対象とした,野生動物について学ぶことができる環境教育コンテンツを新たに公開しました。
今回公開したのは,360°カメラで撮影した画像で野生動物の目線を体験できる「野生動物の目線になってみよう!!」と,身近な自然の中にある食痕や糞から動物の痕跡を調べる「誰の落とし物かな?動物の痕跡を探してみよう!!」の2点です。
HP上では上記の他,野生動物の生態や人との軋轢について紹介したパンフレットの公開もしており,これらのコンテンツが子供達の学習教材や自由研究の題材として活用いただけることを期待しております。