6月7日(木),8日(金),ホテル日航ノースランド帯広において,「第44回国立大学法人動物実験施設協議会(以下,国動協)総会」が開催されました。
国動協は,大学等における動物実験の精度と水準の向上を図るとともに,適正な動物実験の実施を推進し,医学・薬学・生物学等生命科学における教育及び研究の推進に寄与することを目的として,国立大学法人計55機関等,71施設の会員で構成されています。
前年度の活動計画の報告や今年度の事業計画等が話し合われる総会は毎年開催されており,44回目となる今年は,本学実験動物施設管理室が主催校として開催を担当しました。なお,農学系の会員施設が主催校として開催を担当することは,今回が初めてとなります。
主催校代表挨拶の中で奥田学長からは,「苦痛のカテゴリーAに分類される実験,及び『飼養・保管・苦痛の軽減に関する基準』で準用あるいは適用除外とされる実験についても,『届出実験』として動物実験計画書の提出を課しており,承認実験と合わせて,年間350件ほどの実験,実習が実施されている。」等,本学の特徴的な取り組みが紹介されました。
また,翌日の9日(土)には,総会出席者を対象とした,「ばんえい競馬のバックヤード視察」が行われ,総会の開催を記念した冠レースも実施されました。

