農作業を通じて土や作物とふれあいながら体を動かし,心身共に健康増進を目指す農業体験事業「どきどきファーミング」を,全10回の日程で今年も開催しています。
どきどきファーミングは,本学と一般財団法人帯広市文化スポーツ振興財団との連携事業として平成28年度から実施しており,今年で3年目を迎えました。秋本正博准教授(植物生産科学分野)の説明,指導のもと,今年は十勝の代表的な作物であるジャガイモや小麦,小豆の他,とうもろこしやカボチャ等約10種類の野菜を栽培しています。
5月末から始まった今年の活動では,初日に種イモの植え付けや,今後栽培する野菜類の苗づくりを行いました。6月に入ると作物が成長し,同時に雑草が茂りはじめたため,大根の間引きやじゃがいもの畝立てといった作物の世話に加え,草むしり等,体を動かしながら農作業を楽しみました。
今後は,野菜類の収穫や麦,豆類の脱穀等の作業を行い,10月の収穫祭で実際に収穫した野菜をいただく予定です。
例年にない低温が続いた十勝ですが,7月以降は好天が続くことを期待しています。