12月1日(日)に帯広市とかちプラザにおいて,地域住民向けオープンキャンパス「畜大ふれあいフェスティバル」を開催し,延べ6,400名を超える来場者が参加しました。
今年で第9回となるこのイベントは,本学が日頃行っている教育・研究・社会貢献の取組みを,教員や学生と楽しみながら体験していただくことを目的として毎年開催しています。
奥田潔学長の開会挨拶に続いて行われた基調講演では,井上昇理事・副学長が「帯広畜産大学の取組み」と題し,今年新しくリニューアルされた本学図書館の紹介など最近の取組みをお話ししました。次に,窪田さと子助教から「食の安全のとらえ方-風評被害という被害」と題して,食の”安全”と”安心”の違いについて講演を行いました。
メイン会場では学生サークルの「えぞほね団」が,キリンとシロサイの全身骨格をはじめとする標本類を展示しました。今年はシロサイの骨並べ体験も実施し,子供達が大きな骨を抱えながら学生達と一緒に正しい位置に並べていきました。その他にも,学生サークルによる乳しぼり体験や,管内高校生による化学実験体験等,様々なブースが出展し,たくさんの方にイベントを楽しんでいただきました。
来場者アンケートではおよそ90%の方から「本イベントを通じて本学や学生の取組みが分かった。」と回答を得たほか,「学生さんの説明もわかりやすく,知らなかったことを学べた。」「畜大に入りたい。」「来年も楽しみにしています。」といった感想をいただきました。
畜大ふれあいフェスティバルは,地域に開かれた帯広畜産大学の恒例イベントとして,来年も開催を予定しております。