畜産科学課程3年の石垣のぞみさんが官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の第11期生に採用されました。本学では9人目の採用者となります。
石垣さんは,「環境立国ドイツの農業を北海道に!」をテーマに,10月から約1年間ドイツに滞在し,5ヵ所の農場で実習をしながら,持続可能な農業やドイツで盛んなグリーンツーリズムなどを学びます。
石垣さんが農業に興味を持ったのは,高校生の時に経験したファームステイでした。その農場は,林業,酪農,果樹栽培など複合的な農場経営を行っています。そこで過ごすことで,「自分の居場所は学校だけじゃない。」と広い世界を感じたのがきっかけで,自ら農場を持ちたいと考えるようになりました。
本学に進学してからも,様々な農場を訪れ,自分のやりたい農業をイメージしてきました。森林に囲まれた自然豊かな農地で,作物,家畜,養蜂などの多面的な要素からなる資源循環を考えた持続可能な農法で経営し,ファームインを開き,訪れた人に楽しんでもらい,いつでも帰ってこれる第2の家のような場所づくりを目指しています。また,「ドイツでの学びで,将来像が少しずつ姿を変えて行くことも楽しみです。」と笑顔で語りました。