6月21日(金)に,31番講義室において,2月25日(月)から3月29日(金)まで「帯広-JICA協力隊連携事業第2フェーズ」第2次短期派遣学生ボランティア隊員としてパラグアイ共和国でボランティア活動を行った,堀 可那子さん,松原 花菜子さん,大崎 誠也さん(いずれも畜産科学課程4年)の帰国報告会を開催しました。
今回派遣の3名は,現地に派遣中の長期隊員(湯谷 わかばさん,山田 明日霞さん: ともに大学院2年)の協力の下,対象酪農家3市12戸で搾乳衛生,繁殖管理,飼料の3分野の調査を行いました。調査結果は長期隊員に引き継ぎ,乳量増加や経営改善のための適切な指導へ活用されます。
報告会では,隊員が収集したデータについての説明がありました。報告後は,会場に足を運んだ学生から,調査結果についてはもちろんのこと,パラグアイでの思い出についても多くの質問があり,隊員達は緊張しながらも一つ一つ丁寧に答えていました。
その後の事前学習発表会では,8月18日(日)から同国にて活動予定の第3次短期派遣学生ボランティア隊員4名(開澤 菜月さん,清水 明衣さん,竹瀬 晴菜さん: いずれも畜産科学課程3年,木枝 瑛介さん: 畜産科学課程4年)が,自ら調べたパラグアイ国の公用語,大豆栽培,農業生産,貿易などについて発表しました。
なお,渡航時に学部3年次以上、もしくは大学院の在学生を対象に7月8日(月)まで,第4次短期隊員(派遣期間: 2020年2月下旬~3月)を募集しています。詳細については,「帯広-JICA連携協力隊事業のページ」をご覧ください。