2月3日(日),帯広市児童会館で開催された冬まつりに本学の教員及び学生が参加し,科学実験教室を開催しました。
人間科学研究部門の小嶋道之教授と板谷篤司准教授の指導のもと,研究室所属の学生や,児童等を対象に科学実験のボランティア活動を行うSVAサークルの学生らが来場者と一緒に「虹色を作ってみよう(虹の七色)」や「果物や野菜の「ビタミンC」の力を比べてみよう」のほか,3つの実験を行いました。
「果物や野菜の「ビタミンC」の力を比べてみよう」では,様々なジュースや果物,野菜に含まれるビタミンC含量の多寡を調べました。ヨウ素溶液にデンプン溶液を加えて調製した青紫色の溶液に試料を混合し,ビタミンC含量が高いと青紫色が消えることを指標に実験を行いました。その結果,レモンジュースの他に,オレンジ味の炭酸飲料,イチゴ,赤ピーマンにもビタミンCが多く含まれていることがわかりました。
実験に参加した来場者は,普段摂取しているジュースや野菜に含まれるビタミンCの多さを実際に目で見て比較することで実感し,またその実験結果に驚いていました。
その他にも身近なものを題材に科学実験を行うことで,幅広い年齢の参加者が科学の面白さを体験するともに,学生にとっても地域の方との交流を深める大変良い機会となりました。