オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ワガワガ市のチャールズスチュアート大学において,7月4日から8日までの間,大学対抗ミートジャッジング競技会世界大会(オーストラリアICMJ)が,世界5カ国(オーストラリアの10大学,アメリカ,韓国,インドネシア,日本のナショナルチーム)から総勢160人の畜産・食肉科学を専攻する大学生・コーチによって開催されました。
日本代表チームは,今年3月に開催された第9回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会での上位入賞者5名,中西 夢帆さん(北海道大学),志水 万里子さん(帯広畜産大学),松岡 大貴さん(帯広畜産大学),後藤 弥子さん(帯広畜産大学),小澤 みのりさん(麻布大学)と鎌田 樹さん(コーチ・北海道大学大学院)で参加しました。
競技の公用語は英語で行われ,牛肉・豚肉・ラム肉及び精肉&部分肉の各部門を審査することにより,部門毎の成績と4部門を統合した総合部門で争われ,競技会の肉質審査に関しても日本の規格とは著しく異なるため,日本チームは苦戦を強いられましたが,みごと「精肉&部分肉審査部門」で優勝を果たしました。