畜産フィールド科学センターにおいて,平成29年度生産獣医療技術研修の基礎コースは8月7日(月)から11日(金)まで,発展コースは8月28日(月)から9月1日(金)までのそれぞれ5日間にわたり開催しました。
この事業は,獣医療技術のみならず酪農経営,動物福祉等生産現場で必要な技術,知識の習得による全国の産業臨床獣医師の技術向上を目的として,平成19年度から平成21年度まで本学で開催された『文部科学省社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業』の研修プログラムを継続発展させて,平成22年度からは大学単独事業として開催しており,これまでに全国から450名を超える獣医師がこの研修を受講しています。
今年度は,地元をはじめ南は沖縄まで,全国各地の産業動物臨床獣医師等50名が集まり,畜産フィールド科学センターのほか近隣の酪農家を訪れ,ケーススタディを行う等,実学を重視した研修を行いました。
受講生からは,「この研修で得た知識を現場の臨床に役立てたい。」との感想が述べられ,充実した研修となりました。