5月19日(月)に、帯広畜産大学は北海道農業共済組合と連携・協力に関する協定を締結しました。
この協定は、本学の産業動物臨床教育の拡充と、双方の診療協力体制の構築を通じて、獣医療による持続可能な農畜産業の発展を図ることを目的としています。
この連携では、実践的な教育研修や実習受け入れなどの人材交流、最新の獣医療と農畜産技術に関する高度診療研究の推進、施設・設備の相互利用などを予定しています。
長澤学長は、「今回の協定を通じて、獣医療現場における知識・技術や課題を理解した人材の育成を目指すとともに、相互に情報共有を図りたい。また、実学を重視する大学として、今後もさまざまな企業との連携を積極的に推進していきたい。」と述べました。
北海道農業共済組合岡田組合長は、「農業を守るうえで、獣医師の人材育成は極めて重要です。帯広畜産大学は、地域の農業者のニーズに応える大学であることから、産学連携による教育・研究のさらなる発展に貢献していきたい。」と述べました。

