帯広畜産大学は、令和7年4月からトラン(三浦)里恵子氏を客員教授としてお迎えします。
令和7年3月7日(金)に、トラン(三浦)里恵子氏が長澤学長を訪問し、これまでの取組みや海外での生活のこと、帯広畜産大学で過ごした時のできごとなどをお話されました。その後、古林副学長と南保教授を交えて獣医学教育に関する意見交換が行われ、長澤学長は、「これまでの経験や技術を学生に伝え、獣医療の魅力を発信していって欲しい。」と激励しました。
トラン(三浦)里恵子氏は、帯広畜産大学獣医学科を卒業後、ノースキャロライナ州立大学にて外国獣医師認定資格(ECFVG)コースを修了し、日本と米国の獣医師免許のほか、獣医鍼灸師、獣医漢方医、獣医推拿師の資格を習得されました。
2015年には、バージニア州トライアングル市において、統合医療を目的としたパール動物病院を開院し、内科、外科、歯科などの一般診療に加え、鍼灸や漢方などの統合治療を取り入れた幅広い診療を行われています。
これまでの豊富な経験と国際的な視点を活かし、帯広畜産大学の教育、研究、診療に対し、専門技術の指導・助言を含め参画していただきます。
トラン(三浦)里恵子氏は、「今まで日本と米国で人生を歩んできて、やはり人との繋がりがとても大切だと感じました。OBの一人として今後の学生さんのために、獣医療の経験を通じてできることを私なりにお手伝いさせて頂きたいと思います。」と語られました。