6月22日(金)に地域連携推進センターで,十勝管内の食品加工製造企業・団体の勤務者15名を対象に,「前提条件プログラム研修」を開催しました。
前提条件プログラムとは,HACCPプランの基盤となる衛生管理プログラムのことで,施設,機械,器具の洗浄・殺菌,作業者の手洗い,健康管理等に関する手順等です 。
まずは座学で,地域連携推進センター食品安全マネジメント推進室の渡辺 信吾特任教授から,前提条件プログラムの重要性や科学的な根拠を得る方法を紹介しました 。
次に,外部講師神田 友穂氏(IRCA 食品安全マネジメントシステム審査員補)の指導の下,受講者が持参した温度計等を用いて校正を行う実習や器具・手洗いの洗浄効果確認等の実習を行いました。
受講者からは,「現場目線で大変理解しやすかった。やるべきことが明確になった事が収穫」等の感想が寄せられました。
地域連携推進センター食品安全マネジメント推進室では,今回の前提条件プログラム研修の続編とも言えるHACCPシステム構築の研修を8月下旬頃に開催する予定です。