8月25日(日)おびひろ動物園にて「モモンガってなんだ?夕暮れモモンガ観察会」を実施しました。本観察会は、本学の「野生生物保全管理技術養成事業」の一環として行われたもので、エゾモモンガの生態について学び、実際に野生のモモンガを観察することにより、身近な野生生物への理解を深めることを目的としています。
観察会は子どもから大人まで22名が参加し、モモンガの習性や観察のポイントを学びました。
また、講義では、環境農学研究部門の浅利裕伸准教授が野生のモモンガの生態について説明を行いました。講義終了後には、夜行性のモモンガを観察するため、日没に合わせて閉園後の動物園内を散策し、薄闇の中、参加者はライトを携え樹上に目を凝らし、動物の影が動くたびに歓声を上げていました。
多くの参加者が、樹上で素早く活動するモモンガを観察でき、普段見ることのない野生生物の存在を身近に感じることができました。
なお、本観察会は、専門家の指導のもと実施しました。個人で野生生物の観察を行う際には、野生生物の生活、周囲の生態系及び近隣住民等への影響が無いように十分ご配慮ください。