令和6年6月25日(火)に国際動物繁殖学会(International Congress on Animal Reproduction; ICAR)視察団ら10名が来学し、長澤学長が表敬を受けました。
視察団らは、2年後の2026年6月に帯広市で開催される第20回ICAR 2026 Obihiroに向けた準備状況等の確認を目的として、大会会場の視察や会議を行いました。
表敬では、長澤学長が本学の概要及び十勝の農畜産の重要性や乳牛・肉牛生産の日本の中心地としての役割と本学の教育研究での貢献等について説明し、その後の懇談では、視察団らから、帯広の風土や食べ物、人々のおおらかで優しい受け入れの雰囲気などについて感想が述べられました。
懇談後には、上川大雪酒造碧雲蔵に向かい、本学学生と碧雲蔵で実施している「学生の酒造りプロジェクト」の説明や、十勝のお酒の紹介が行われました。視察団メンバーは、とても興味深く酒造りの説明に聞き入り、その後の試飲を楽しみました。
国際動物繁殖学会(ICAR)は、家畜や野生動物などの繁殖、人工授精などをテーマにした1948年から開始した国際学会で、繁殖学の分野では世界最大規模の学会です。本学会は4年に1度開催され、2026年6月に開催する第20回大会はアジアで初めて帯広が開催地に選ばれました。
なお、帯広の誘致にあたっては、本学グローバルアグロメディシン研究センターの宮本明夫教授らが中心となって活動が行われ、第20回大会では宮本教授が大会委員長を務めます。