令和6年6月14日(金)に本学附属図書館にて、人間科学研究部門 第11回研究紹介セミナー「理論物理学とは ー超対称性を題材にー」を開催しました。
約20名が参加した今回は、斉藤準准教授が、提唱から半世紀以上を経て実証されていないにも関わらず、多くの理論物理学者が論証の基礎に位置付ける超対称性を例に、理論物理学の特徴やその困難さを含む魅力の一端について紹介しました。
講演では、自己紹介から始まり、現在の研究内容について「言葉で説明するのはとても難しい」と話しながらも、「そもそも物理とは?」という観点から、説明を行いました。続けて、物理学の対象、物理学の方法や対称性などについて、図や写真を用いて講演を行いました。
また、質疑では多くの質問があり、「研究を始める際の問いの立て方やアプローチの仕方についてどうしているのか。」という質問には「人によってアプローチの仕方は異なるが、これまでの経験や自分の趣味に合うものを選択してはどうか。」と回答されていました。
参加者からは「すごく難しい分野だと感じたが、とてもおもしろかった。同じ分野の先生方の対談をぜひ聞いてみたい。」といった感想が寄せられました。
次回は、令和6年6月28日(金)に開催します。
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