2月8日(木)に、帯広市との連携事業であるちくだいらんぷプロジェクト「とかチャレ」の令和5年度事業報告会を開催しました。
本プロジェクトは、「学生のチャレンジ」をキーワードに帯広・十勝をもっと「元気」にするため、学生の創造的なアイデアの実現を後押しする目的で行っています。
地方創生・地域活性化コース(愛称: とかチャレ)では、帯広・十勝の地域課題の解決等、地域の活性化につながる企画として、畜大生が自主的に実施する企画を募集し、昨年6月の審査会を経て、日本酒を作る際に廃棄されることがある酒粕に注目し、酒粕と十勝産農作物を使用したスイーツの開発を通して、酒粕の廃棄問題を考えることを目標とした「酒粕商品開発部」の企画が採用されました。
事業報告会では、学内にある上川大雪酒造株式会社の碧雲蔵から酒粕をご提供いただき、SNSを活用して酒粕を使ったレシピを紹介する活動や、畜大祭での「酒粕ミルク団子」の販売したことについて報告を行いました。畜大祭では、用意していた酒粕ミルク団子200食分が完売し、配布していたレシピを受け取った購入者からは「家でもぜひ作ってみたい」との声が寄せられていたとのことです。
また、本事業の中で考案されたレシピに沿って作成した「酒粕かぼちゃタルト」が提供され、審査員の先生方からも「美味しい」と好評を頂きました。学生からは引き続き酒粕商品開発部のSNSや畜大祭などを通じて、酒粕のレシピ等を発信していきたいと今後の意気込みが語られました。

