令和4年7月2日(土)に,令和4年度乗馬療育講習会(中級編)を開催しました。
この講習会は,本学馬介在活動室が行なっている障がい者乗馬の取り組みを継続的に実施するとともに,大学における馬の利活用に関する教育機能強化並びに学生及び教職員の障がい者乗馬補助に必要な知識・技術の習得を目的に開催しているものです。
今回の中級編は初の試みであり,4月に開催した初級編の内容を踏まえた,より高度で実践的な知識・技術を学ぶ講習会となりました。
初級編で講師をしていただいた,特定非営利活動法人ピスカリの江刺(えさし) 尚美代表理事,三浦 理佳氏,中川 はな氏にお越しいただき,座学・実技講習を行いました。
座学講習では,馬をコントロールするリーダー技術や,馬の馴致方法などを学んだ後,実技講習では,障がい者の方が乗馬することを想定して,学生が実演した乗馬事業のデモンストレーションに対して指導を受け,座学で学んだリーダー技術を,馬を引いて実践しました。
当日は学生を中心に座学講習は44名,実技講習は感染対策のため定員を絞り15名が参加しました。参加学生からは「今回の経験を,乗り手の方に寄り添い安全な乗馬会を行うために活かしていきたい」といった感想が寄せられ,本学の乗馬療育活動を行う上で大変有意義な講習会となりました。