9月13日(金)に東京都の日経ホールで表彰式が開催され,畜産科学課程3年の鈴木 なごみさんが第13回「全農学生『酪農の夢』コンクール」最優秀賞を受賞しました。
このコンクールは全国農業協同組合連合会(全農)が全国の酪農や畜産,園芸や農学等を学ぶ学生を対象に,『酪農の夢』をテーマにした作文・論文を募集したもので,応募作品227点の中から鈴木さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
鈴木さんの題目は「人生を変えてくれた酪農~私らしく生きる~」です。当初は人と関わりたくないという理由で酪農家を目指し本学に入学した鈴木さんですが,酪農の世界は想像以上に狭く,実習を通して大勢の方々との繋がりができたことで,その方々の期待に応えなければいけないというプレッシャーを感じていました。そんな時,初めてお世話になった酪農家さんの元へ再び実習に行き,親方から「出来ないことは出来ないと言っていい。」と言われ,張りつめていた心が解放されたそうです。今では人と関わることが好きになり,将来は酪農の魅力を多くの人に伝えられる酪農家を目指しているそうです。
鈴木さんは最優秀賞を受賞したことについて「友人や実習先の酪農家の方々からおめでとうと言ってもらえたことがうれしかった。」と話しました。
