3月9日(金),獣医学研究部門羽田 真悟助教が,帯広農業高等学校の酪農科学科1年生40名を対象に,ウシの分娩についての講義及び実習を行いました。
本学では,平成17年に締結した帯広農業高校との連携協定に基づき,同高校で行われる授業の実施に協力しています。今回は,産業動物臨床棟臨床講義室において,ウシの分娩・異常分娩についての講義を行った後,実際に分娩シミュレーターとよばれるウシの模型を用いて分娩介助の実習を行いました。
実習では,介助の方法や衛生上注意しなければならない点等についての説明を受けた後,模型の子宮内に人工羊水を用いて,実際に分娩介助のシミュレーションを行いました。
生徒たちは,ウシの大きさと同じに造られている模型に触れたり,積極的に質問をする等熱心に学んでいました。
本学の実践的な授業を通して,ウシの分娩についての理解をさらに深めてもらう良い機会となりました。

