5月5日(日)、帯広市児童会館で開催された「こどもウィークおびひろ2019」に本学の教員及び学生が参加し、科学実験教室を開催しました。
児童等を対象に科学実験のボランティア活動を行うSVAサークルの学生等が、人間科学研究部門の小嶋道之教授と板谷篤司准教授の指導のもと、「野菜や果物で電池を作ろう」や「スライムを体験しよう」のほか、2つの実験を行いました。
野菜や果物を使って豆電球を光らせる「野菜や果物で電池を作ろう」では、お茶、オレンジジュース、ジャガイモやニンジンを用いて、それぞれに種類の異なる金属板を2枚差し込み、銅線を接続して豆電球を点灯させる実験を行いました。参加者は実験結果に疑問を感じたようで、その後説明を熱心に聞いていました。
そのほか、折り紙で様々な立体を作り、多くの化学物質の構造が立体であることを学ぶ体験学習や、水に試薬を加えて混ぜることにより、徐々にゲル化して固まる様子を体験することができるスライム・スーパーボール作りを行いました。この実験は、物質の変化を短時間に体感できる科学実験で、変化の様子を見た参加者は大いに感激していました。
身近なものを使用した科学実験を行うことで、参加者自身が身の回りに隠れている科学の面白さを発見することとともに、学生にとっても地域の方との交流を深める大変良い機会となりました。