帯広畜産大学では,大学と地域の関係性や十勝地域が持つ様々なポテンシャル,自然の美しさや生活する上での魅力などについて学ぶ「とかち学~十勝のキーマンから学ぶ~」を今年度から開講しました。
本講義では,学生生活の舞台である十勝への理解を深めることにより,学生が地域に目を向け,十勝地域を楽しみながら学生生活を送るきっかけづくりを目的としています。教員のほか,行政機関,地域団体,民間企業経営者等の学外の方を講師としてお招きし,十勝の歴史や産業,企業の取組みや移住者の想いなどについて,全15回の講義を実施します。
4月17日(水)に行われた第1回目の講義では,「帯広畜産大学の現状と将来像」と題し,奥田学長が講師として登壇しました。
奥田学長は,十勝地域の様々な協力により本学が設置されたことを説明し,十勝地域の優位性として日本一の食料基地であること,高度な研究機関が集結していること等を挙げ,全国的にも恵まれた十勝地域の協力により,本学の実践的かつ高度な学びが可能となっていることを紹介しました。
更に,「地域の協力をいただきながら教育研究を行う以上,大学としても地域社会にその成果を還元する必要がある。地域で様々な活動に挑戦してほしい。」と,約150名の受講者にメッセージを送りました。