7月4日(火)本学羊舎において,JICA「バリューチェーンの整備を通じた農村振興」コースの研修生が,羊の飼料消化率測定手法の実習をしました。
この研修コースは,本学が独立行政法人国際協力機構(JICA)北海道国際センター(帯広)からの委託を受けて実施している事業で,畜産や畑作,それらの副産物の利用,6次産業化等の講義と実習により,生産者(農村)と消費者(都会)を結ぶバリューチェーンの構築を通して,それぞれの国や地域で農村振興を計画,実行できる人材の育成を目的としています。
4日(火)の午前中は,本学生命・食料科学研究部門西田 武弘准教授から,牛,羊の特徴やいろいろな飼料等について講義を受け,午後からは,本学羊舎において,西田准教授の指導の下,羊にフン袋を装着し,羊の飼料消化率測定方法の実習を行いました。
このコースには,スリランカ,ボリビア,アフガニスタン等8カ国計11名の研修生が参加し,コースリーダーである本学生命・食料科学研究部門手塚雅文教授の助言の下,8月25日(金)までの約2ヶ月間実施されます。
