総合ウマ科学教育プログラム

プログラムの目的

本学では,馬に関心を持ち,将来的に馬産業に関わっていきたいという希望を持つ学生のために,令和6年度より,「総合ウマ科学教育プログラム」を開設します。
本プログラムは,その導入においては,馬への関心を高めるとともに馬に関する基礎的な知識を修得すること(基礎レベル),次の段階では,馬に関するより専門的な知識と技術を修得すること(応用レベル),最終的には,馬に関する実践的な知識と技術を身につけて馬関連産業界への就職を目指す人材を育成すること(専門家養成レベル)を目的としています。

プログラムの実施イメージ

 ※図をクリックすると拡大します。

プログラムの概要

  • 基礎レベル:馬及び馬産業を理解するための総合馬学を学ぶことで人と馬との関わりについて理解するとともに,基礎的な馬の取り扱い方と初歩的な乗馬技術を実践的に身につける
  • 応用レベル:馬の生産技術や競走馬管理等について理解するとともに,様々な場面を想定した実践的な実習により,生産現場で必要となる馬の取り扱い方を実践的に身につける
  • 専門家養成:長期インターンシップを通して馬生産現場等の馬産業の実際を理解することにより,相互にマッチした馬関連企業・団体等に就職することを目指す

[プログラムのレベル進行と修了要件]
 ※図をクリックすると拡大します。
※各レベルにおいて要件とする科目すべてを修得した場合,レベルごとにプログラムの修了を認定し,修了証を授与します。

[プログラムの科目概要]
 ※図をクリックすると拡大します。

履修対象者

本プログラムを履修できる者は,令和5年度以降に入学したすべての学部学生です。ただし,令和5年度入学者については,「馬学総論Ⅰ」を「馬学総論」に読み替えるほかは,新規科目である「馬学総論Ⅱ」「丈夫な馬づくり学」「乗馬・飼養管理実習」「実践競走馬学」「乗馬・グランドワーク実習」「馬産業施設等長期インターンシップ」の6科目については,カリキュラム外科目となり,卒業要件の単位に含めることはできません。(令和6年度以降の入学者については,カリキュラム内の科目として卒業要件単位に算入することが可能です。)

馬産業施設等長期インターンシップ

長期インターンシップの目的
  • 将来にわたって馬産業界に貢献できる人材の育成
  • 就職に直結する本来のインターンシップの実現
  • 馬産業を希望する学生と馬産業界のニーズとのミスマッチの解消
長期インターンシップの科目概要
  • 履修時期:3年次後期~4年次前期(獣医は5年次後期~6年次前期)
  • 履修対象者:基礎レベル4科目+「丈夫な馬づくり学」を修得した者のうち希望者
      → 希望者多数の場合は選抜を行う(最大10名程度。成績や面接等で選抜
  • プレインターンシップ:3年次の夏休み~12月末を目処に2~3カ所程度実施
  • インターンシップ実施時期:3年次春休み(4~5週間,150~200時間程度) 
      → 3年次10月~2月は事前学習期間,4年次前期は事後学習と成果発表会
  • 受入機関:本学がインターンシップ協定を締結する馬関連の企業・団体・施設等

[科目実施スケジュールのイメージ]
  ※図をクリックすると拡大します。
※あくまで現時点での予定です。

 

お問い合わせ先

担当教員:グローバルアグロメディシン研究センター 南保泰雄 教授
電話:0155-49-5394  Email:ynambo@obihiro.ac.jp
担当事務:教務課教務係
電話:0155-49-5294  Email:gakumu@obihiro.ac.jp