枝 雅俊 教授 EDA Masatoshi
研究テーマおとなの発達障害の診断と治療。電気痙攣療法の刺激滴定法。
所属・担当
保健管理センター/センター長| 研究分野 | 臨床精神医学 |
| キーワード | おとなの発達障害, 電気痙攣療法 |
研究紹介
近年注目を浴びているおとなの発達障害では、しばしば知能・学歴は高くても社会適応に問題が生じます。診断・治療法が確立していないため、必要な助言・支援が受けられずに孤立してしまうケースも少なくありません。ただ過去の追跡研究を分析し、現代の専門家の経験を加味すれば、工夫して生きる方向性は示せると考えます。疾患教育によってよくある失敗と成功のパターンを認識すれば、失敗の数を減らし、比較的苦しみの少ないライフスタイルを身につけられるのではないでしょうか。
精神科における有力な治療法の一つである電気痙攣療法では、副作用としての健忘を減らすため、刺激量の滴定(痙攣閾値の決定)が行われます。ただ従来世界で行われてきた方法では、弱い刺激から滴定を始めるため、時に痙攣閾値の高いケースで有効発作が得られない欠点が知られていました。そこで刺激量を強い方から漸減する、複数回のセッションの中で痙攣閾値を決定する、痙攣閾値の想定範囲を半分ずつに切っていくことで無駄な刺激を減らす、といった工夫により、初回セッションから確実に有効発作を得ながら、全体の電気刺激量を抑える方法を考案しました。この方式の国際的な普及・発展をはかりたいと考えています。
現在取り組んでいる研究テーマ一覧
おとなの発達障害の診断・治療
電気痙攣療法の刺激滴定法
| 所属学会 | 日本精神神経学会, 日本児童思春期精神医学会, 日本成人期発達障害臨床医学会 |
| 学位 | 博士(医学) |
| 資格 | 医師 |
| 自己紹介 |
福岡県出身です。これまで主に精神科臨床医療に従事してきました(特におとなの発達障害)。大学院時代の研究テーマは、三量体GタンパクRhoのエフェクターであるCitronです。最近サケの投げ釣りに挑戦していて、去年はあと一歩というところで逃げられてしまったので、今年は何とか1本あげたいところです。 |
| 居室のある建物 | 保健管理センター |
| メールアドレス | m-eda2026
obihiro.ac.jp |
