※本講習会は定員に達したため申込受付を終了しました。
開催目的
開発事業においては,対象地域の生物相を明らかにし,それらの生態的特性等を考慮した保全対策を検討する必要があります。また,地域の生物多様性や身近な自然を知るためには,生物相を把握することが欠かせません。
小型コウモリ類は森林から都市域まで広く生息しますが,非常に小型であることや夜行性であること,高速で飛翔することから,その存在はあまり知られていません。さらに,同一地域に多種が生息していることもあり,形態が非常に似ている種も多いことから,種の識別にはさまざまな部位の特徴を確認する必要があります。しかし,熟練者からコウモリの捕獲や識別を学ぶことができる場は限られており,その技術は普及していません。
帯広畜産大学野生生物保全管理技術養成事業では,開発事業に携わる担当者の技術向上を目的に,コウモリの捕獲技術および識別技術に関する講習会を開催します。
開催内容
- コウモリの識別ポイント,コウモリの保全対策について学ぶ
- コウモリ捕獲調査を実践し,コウモリ捕獲ノウハウを学ぶ(罠の設置場所,保定方法など)
※小雨決行・悪天候時は野外実習を中止し,室内で追加座学を実施予定
詳細は下記募集要項をご確認ください。
令和5年コウモリ捕獲技術講習会 募集要項
開催日
令和5年8月8日(火) (1日のみの開催)
対象者
- 開発事業等においてコウモリの保全対策に従事する方
- 今後コウモリの保全対策に従事を予定している方
募集人員
先着20名 ※1機関につき原則2名まで
申込方法
下記URLから申し込みフォームにアクセスしお申し込みください。
申込み期間:令和5年5月29日(月)~6月23日(金)まで
※本講習会は定員に達したため申込受付を終了しました。
コウモリ捕獲技術講習会 参加申込フォーム
※申し込みフォームからのお申し込みができない場合は申込書データをお送りしますので,下記問い合わせ先へメールにてご連絡ください。
講習会に関するお問い合わせ
国際・地域連携課 地域連携係
Email: wildlife@obihiro.ac.jp
Tel: 0155-49-5236