令和8年5月27日(水)、帯広畜産大学は、石屋製菓株式会社、十勝製餡株式会社、サザエ食品株式会社および株式会社150Fプランニングと、学術の振興、北海道・十勝地域におけるフードシステムの発展ならびに北海道農業への貢献を目的として、連携・協力に関する協定を締結しました。
この協定は、小豆および小豆加工品の需要低下に伴う環境変化を踏まえ、生産から消費に至る小豆の安定供給体制の構築や高付加価値化等に資する研究開発、人材交流を推進するものです。これにより、北海道の畑作農業および実需者への技術提供を通じて、地域産業の発展と地域貢献を目指します。
具体的な取組として、本学の次世代農畜産技術実証センター内に、「十勝あんこ共同研究講座」を開設するほか、研究開発コンソーシアムの形成や、人材交流を通じた高度専門人材の育成等を予定しています。
締結に合わせて開催した共同記者会見において、長澤学長は、「共同研究にとどまらず、今回の協定締結と共同研究講座の設置を通じて、地域課題や社会変化にも対応できる人材を企業と連携して育成したい。また、課題解決に向け、研究者や学生のみならず、小豆のフードシステムに関連する多様なステークホルダーが参画・交流する機会の創出を期待したい」と述べました。
また、石屋製菓株式会社 石水創代表取締役社長は、「世界に誇る十勝産小豆のブランド振興を図り、持続可能な小豆の生産と消費拡大を大学とともに目指したい。今後、生産農家、製菓企業、研究者が集うイベント等の開催を通じ、十勝の小豆ブランドの魅力を広く発信していきたい」と意気込みを語りました。
さらに、十勝製餡株式会社 柳澤和宏代表取締役社長は、「将来にわたり十勝産小豆を安定的に供給いただくために、小豆やあんこの新たな価値創出に加え、栽培方法や加工技術の課題を解決する研究開発が必要であると考えている。帯広畜産大学との連携を通じて、これらを実現したい」と、今後への期待を示しました。
