7月31日(金)13:30から畜魂碑前において,この1年間に教育・研究の礎として実験に供せられた動物を慰霊するため,実験動物慰霊式を執り行いました。
毎年,学生や関係教職員が多数参列していますが,今年度は新型コロナウイルス感染症の予防対策のため,学長,理事,副学長,部門長及び関係施設等の長のみが参列し,はじめに全員で黙とうを捧げました。続いて奥田潔学長が,「生命の尊厳に思いを馳せ,我々の教育・研究活動に命を捧げてくれた全ての生物・動物たちに対し,衷心より哀悼の意を捧げるとともに,科学の発展や教育のために他の生物の命を犠牲にしていること。本学教職員はそのことを一時も忘れることなく,これからも真摯な態度で研究し学ぶことを誓う。」と慰霊の言葉を述べました。最後に,15名の参列者全員が献花を行い,生命の尊厳,倫理観について再認識し,厳粛のうちに慰霊式を終了しました。
その後,学内放送にて構内にいる学生・教職員で黙とうを捧げました。
慰霊の言葉を述べる奥田学長