5月19日(土),20日(日)に畜産フィールド科学センターにおいて,全国酪農業協同組合連合会主催,本学共催で「飼料設計セミナー」を開催し,道内各地から農業改良普及員,獣医師,酪農家等約50名が参加しました。
このセミナーは,日本の酪農業の発展・振興を図ることを目的として,飼料計算プログラム(AMTS®)による飼料計算技術の習得とより深い理解を目指し,AMTS社(Agricultural Modeling and Training Systems)CEOのトーマス・タルーキー博士及び同社テクニカルサポートのサム・フェッセンデン博士から,世界の酪農に関する最新研究成果の紹介と飼料計算プログラムを使い,牛群管理上の課題や農場主の要望等を整理して飼料設計の提案までの道筋を示す内容の講義・実習が行われました。
二日間のセミナーでは,実際に畜産フィールド科学センターの施設を使用した飼料の作成,評価を中心に行い,受講者から良い点,改善すべき点が報告され,畜産フィールド科学センターにとっても極めて有用なセミナーとなりました。

