落合 いずみ 准教授 OCHIAI Izumi

研究テーマ台湾オーストロネシア諸語を歴史言語学的手法で研究することでオーストロネシア語族の歴史をさかのぼる

My Dreamオーストロネシア語族の先史を再建する

所属・担当

研究域人間科学研究部門/人文社会学・言語科学分野/人文社会学・言語科学系
研究分野 言語学
キーワード 少数言語, オーストロネシア語族, 歴史言語学

研究紹介

台湾オーストロネシア諸語は太平洋、インド洋に広がり、言語数が千を超える語族であるオーストロネシア語族に属します。台湾はこの語族の故地とみなされ、台湾オーストロネシア諸語は語族の先史を明らかにする上で鍵になる言語です。これらの言語の研究を通して先史の再建を目指します。

鳥居龍蔵による百数十年前のセデック語(太字)と私の調査(斜体)の比較 
オーストロネシア祖語の「手」を表す語*limaの反映形の台湾における意味分布 
所属学会 北海道民族学会, 日本北方言語学会
学位 博士(文学)
自己紹介

北の生まれ育ちです。これまで主に南の言語の研究に携わってきました。これからは南も北も見渡します。

居室のある建物総合研究棟Ⅰ号館
メールアドレス i.ochiai atmark obihiro.ac.jp

メッセージ

1.主に台湾におけるオーストロネシア諸語を歴史言語学やフィールド言語学、記述言語学などの手法で研究しています。
2.アイヌ語や日本語北海道諸方言など北海道とその周辺の言語や、それらの言語間の接触にも関心を寄せています。