モンゴル獣医学研究所のDamdinsuren BOLDBAATAR主任研究員(元JICA研修員・元センターポスドク)が,2ヶ月間(2018年5月9日〜7月7日)の「マダニとマダニ媒介感染症に関する共同研究」(受入教員: 玄 学南教授)を終え,帰国しました。今回のBOLDBAATAR博士の来訪は,日本学術振興会(JSPS)外国人研究者招聘事業(短期)の支援を得て実現しました。また,共同研究の一部は,JSPS研究拠点形成事業(アジア・アフリカ学術基盤形成型)の支援も得ました。
BOLDBAATAR博士は,滞在期間中若手研究者を対象に「マダニ生存の分子基盤と殺ダニ剤開発」に関する特別セミナーも実施し,活発な議論を交わしました。今後,モンゴル獣医学研究所とのマダニとマダニ媒介感染症に焦点を合わせた共同研究のさらなる発展が期待されます。


