3月17日，18日に国立国際医療研究センターで開催された第87回日本寄生虫学会大会において，原虫病研究センターの五十嵐 郁男教授が，第65回桂田賞を受賞しました。日本寄生虫学会は，寄生虫及び寄生虫病に関する学術の研究，進歩と普及をはかることを目的としており，桂田賞は，寄生虫学振興に寄与した集大成された研究業績に対して，（財）日本寄生虫予防会が顕彰する伝統ある著名な賞（昭和23年～）です。五十嵐教授の受賞対象業績は「ピロプラズマ症の診断及び治療法の開発に関する研究」であり，世界的に家畜生産に甚大な被害を与えているピロプラズマ症の監視と制御に多大な貢献をしたことが高く評価されました。
