タイチェンマイ大学獣医学部のSaruda TIWANANTHAGORN副学部長(元JICA研修員)が,約2ヶ月間の「ベクター媒介感染症に関する共同研究」を終え,帰国しました。今回のTIWANANTHAGORN博士の来訪は,日本学術振興会(JSPS)外国人研究者招聘事業(短期)の支援を得て実現しました。また,共同研究の一部はJSPS研究拠点形成事業(アジア・アフリカ学術基盤形成型)の支援も得ました。TIWANANTHAGORN博士は,滞在期間中若手研究者を対象に「タイにおけるリーシュマニア症の流行・研究現状」に関する特別セミナーも実施し,活発の議論を交わしました。
今後,タイチェンマイ大学獣医学部とのベクター媒介感染症に関する共同研究のさらなる発展が期待されます。