2020年1月11日から14日の日程で、五十嵐郁男名誉教授と菅沼啓輔助教が大龍獣医学試験場馬属動物疾病科(香港)を訪問しました。香港は世界的に有名な競馬開催地であり、ウマの感染症制御は香港の競馬界において非常に重要な課題です。大龍獣医学試験場馬属動物疾病科は、香港のウマに対する各種感染症の検査と疾病対策を行っている組織です。今回の訪問では、国際獣疫事務局リファレンスラボラトリーの活動の一環として、ウマのピロプラズマ症(五十嵐名誉教授)及びトリパノソーマ症(菅沼助教)に関する講義および診断に関する技術指導を行いました。
(文責:菅沼啓輔)