我々に身近な乳といえば牛乳ですが,世界では様々な家畜の乳を食しています。ヤギ,ヒツジ,ラクダ,ウマ等々。そのまま飲用にするのはもちろん,乳酸菌や酵母,カビ等微生物の力を借りて「発酵」し,チーズやヨーグルトにします。その過程で,ヒトや家畜の健康に良いと考えられる,様々な物質が作られます。いったい,どのような物質ができるのか。また,それらがどのような機能をもつのか明らかにし,ヒトや家畜の健康に役立てることができないか。日頃よく目にする食品ですが,とても興味深いものです。
この文を書いた人 | 福田 健二 教授 |
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所属 | グローバルアグロメディシン研究センター/農畜産学研究部門研究域/生命・食料科学研究部門/食品科学分野/食品機能学系 |