博物館はどのような場所かイメージしてみてください。きっと,これまでに行ったのことのある博物館を思い出す方がほとんどでしょう。皆さんが足を運んだことのある博物館は,広い部屋がいくつもあって、壁に絵や資料が掛けてあったり,ガラスケースの中に貴重なものが展示してあったり、普段の生活では見られないものを見ることができる場所ではないのでしょうか。しかし,博物館はもの(収蔵資料)を見せる「だけ」の場所ではありません。見えないところで,資料を収集し,保管し,時には修復し,それらを展示やさまざまな形で見せる工夫をしています。そして,情報化社会において,博物館はもの(収蔵資料)だけではなく,データ・情報も扱うようになっています。その変化を研究しています。
この文を書いた人 | 木村 文 准教授 |
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所属 | 研究域/人間科学研究部門/人文社会学・言語科学分野/人文社会学・言語科学系 |