2021年11月05日
2021年10月28日、オンラインシンポジウム“Learn more about biology of Acari”を開催しました。今回、DeMar Taylor先生（筑波大学）と荻原麻里先生（国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門）の2名の先生にご講演いただきました。
Taylor先生にはヒメダニの生物学・生理学、特に繁殖と免疫応答に関与する分子を中心に、最新の研究成果を交えながらお話しいただきました。また、荻原先生からは、国内のミツバチ寄生性のダニ（ミツバチヘギイタダニ）の生物学と被害状況についてご紹介いただき、ミツバチヘギイタダニにおける薬剤耐性および病原性ウイルス検出など興味深い研究内容を伺うことができました。
当日は計24名（海外より5名：ケニア、ブルキナファソ、南アフリカ、ベトナム、イラン）が参加し、活発な質疑応答が行われました。
本セミナーは、共同利用・共同研究拠点事業の他、日本学術振興会・研究拠点形成事業の拠点セミナーと農林水産省・食料安全保障確立対策事業のOIEセミナーの一環として開催されました。
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Online symposium on joint usage/research center project |
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| 15:00-15:05 | Assoc. Prof. Rika Umemiya-Shirafuji (NRCPD, Japan) Opening remarks |
| 15:05-16:05 | Prof. DeMar Taylor (University of Tsukuba, Japan) Regulation of Reproduction and Immunity in a Soft Tick |
| 16:05-17:05 | Dr. Mari Horigane Ogihara (NARO, Japan) Characterization of Varroa mites and Varroa-transmissible bee virus in Japanese apiaries |
| 17:05-17:10 | Prof. Shin-ichiro Kawazu (NRCPD, Japan) Closing remarks |
（文責：白藤梨可）
Presentation by Prof. DeMar Taylor
Presentation by Dr. Mari Horigane Ogihara
Participants
【プロジェクト】共同利用・共同研究拠点事業
「マダニバイオバンク整備とベクターバイオロジーの新展開」（2017年度～2021年度）